費用と契約から完成までの期間


家を建てるときは、建物の費用の他に、いろいろな諸費用がかかってきます。新築時は建物の価格の概ね5%程度を用意する必要があるといわれています。
また家は頭金がなければ建てることは出来ません。頭金のない方は、住宅ローンを融資してもらえる銀行とよく事前に相談をしてから、建築会社に見積もり依頼をする必要があります。
どれだけの費用がかかり、そしてどれだけの費用を事前に用意をしなければいけないのか、さらに、建物の費用以外にどのような諸費用があって、どれくらいかかるのかをチェックしましょう。


費用

★土地を購入してから家を建築した時の例


土地
土地代金 2,500万円
その他の諸費用 収入印紙代
(ローン契約書)
    2万円
収入印紙代
(売買契約書)
1万5千円
ローン保証料 約60万円
仲介手数料 約85万円
司法書士報酬料
(登記免許税込)
約30万円
ローン手数料 3万円
諸費用小計 約182万円
合 計 約2,682万円

建物
建築代金 1,500万円
その他の諸費用 収入印紙代
(ローン契約書)
1万円
収入印紙代
(請負契約書)
1万5千円
ローン保証料 約25万円
司法書士報酬料
(登録免許税込)
約20万円
ローン手数料 3万円
諸費用小計 約51万円
合 計 約1,551万円


土地の購入の流れ 

2004年10月1日  
 不動産仲介業者へ購入申込書提出

10月5日
 売主より承諾
 不動産仲介業者を通じて受ける

10月6日
 銀行へローンの相談(購入申込書を提出する前にローン相談をすることが望ましいです)
 事前申込の審査
★注意!!
土地を購入してから家を建築する場合、土地と建物の資金及び融資額が一括審査されます
★ポイント
建物の建築費用は自分が思っているより多めに銀行に伝えましょう。


10月13日
 銀行より事前審査合格の通知

10月20日
 不動産仲介業者と売買契約締結(手付金支払)
 売主より手付金の領収書をもらう
 銀行にてローン申込

11月10日
 銀行より融資実行可能の通知

11月15日
 不動産仲介業者を介して売主と残代金の決済及び土地の権利書、売主の印鑑証明、売主の領収書の引渡を司法書士立会いのもと、銀行にて行う(融資の実行、住宅ローンを残代金に充てる)

12月1日
 司法書士事務所より土地の権利書と登記簿の写しが送られてくる。


建物の建築の流れ

12月1日
 建築業者へ打ち合わせ。建築仕様や間取り、見積もりを依頼する。

2005年1月10日
 建築業者と建築請負契約締結(手付金支払)

1月11日
 銀行へ建築請負契約書のコピー提出
 ローン事前審査申込み

1月18日
 銀行より事前審査合格の通知

2月2日
 工事着工
建築請負代金の支払時期と金額(通常)
手付時 建築請負金額×10%
着工時 建築請負金額×20%
棟上時 建築請負金額×20%
完成時 建築請負金額×50%
★ポイント
中間金(着工時・棟上時)は、融資してもらえない(住宅金融公庫除く)ので、手持資金を用意しておかないといけません。
もし中間金がないときは、銀行とつなぎ融資などの相談を事前にしておく必要があります。

 
3月10日
 棟上

4月上旬
 銀行にてローン申込

4月下旬
 銀行より融資実行可能の通知

4月下旬
 建築業者より完成の連絡
 銀行へ完成の連絡
 火災保険加入予定(銀行が火災保険に質権を設定します)

5月上旬
 残代金の決済と引渡を、司法書士立会いのもと、銀行にて行う(ローン融資、残代金に充てる)

5月下旬
 司法書士事務所より家の権利書と登記簿の写しが送られてくる。

5月下旬
 入居


その他の費用

■固定資産税

家を持っている限り毎年固定資産税がかかってきます。この固定資産税は、思ったより高いので、家を建築する前に固定資産税の概算をしておきましょう。


固定資産税概算


■修繕費

マンションとは異なり、毎年の積み立ては必ずしも必要はありませんが、いずれは必要となってきますので、車検の費用と同じく、毎年少しずつ積み立てておく方がよいでしょう。また外壁塗装や、屋根塗装など、何年後にリフォームが必要で、どれくらい費用がかかるのかをチェックしておきましょう。